ELCの研究開発チームが、権威ある皮膚科学会でスキンケアの最新研究結果を発表

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ELCの研究開発チームが、権威ある皮膚科学会でスキンケアの最新研究結果を発表
関連情報, 2021.3.25
エスティローダーカンパニーズ（ELC）の研究開発（R&D）チームは、画期的な製品開発のため、皮膚の老化の原因となるプロセスの物理的および生物学的な解明に取り組み、皮膚科学研究分野をリードしてまいりました。 ELCの主力ブランドであるエスティローダー、クリニーク及びオリジンズの研究開発ラボは先日、日本研究皮膚科学会（JSID）第45回年次学術大会・総会で最新の研究結果を発表しました。
この権威ある学会は、学術界における皮膚科学の地位向上、そして健やかな肌のための皮膚科学および研究発表の質の向上のため毎年開催されています。今回、JSIDの総会は初めてオンライン開催となりました。
R&DリサーチサイエンスチームのアソシエイトフェローであるJaime Emmetsberger博士と皮膚生理学と薬理学チームのバイスプレジデントであるTom Mammone博士は、顔面筋の収縮と皮膚の老化の関係について画期的なデータを発表しました。このクリニーク研究開発ラボの研究結果により、筋収縮生理学への理解が深まり、動態シワなど筋収縮が皮膚にもたらす影響をより効果的に研究することが可能となりました。
エスティローダー研究開発チームは、長年の研究結果をさらに掘り下げ、miRNA、サーチュイン活性、細胞形態、オートファジーと炎症や色素沈着の関連などの研究テーマで新たな成果を発表し、エピジェネティクスやメカノバイオロジーの分野におけるリードをさらに広げました。更に、 R&D Skin Biology and BioActivesのバイスプレジデントであるNadine Pernodet博士が発表者として選出され、「皮膚におけるサーチュインの重要性、Sirt-2およびそのメカノバイオロジーとの関連性における新たな発見」というタイトルで発表しました。また、エスティローダーブランドが主催したシンポジウムでは、「概日時計とmiRNAの関係、及び皮膚の老化におけるこれらの役割」について講演しました。
さらに、R&D リサーチサイエンスチームのアソシエイトディレクターであるRocky Graziose博士は、キノコ抽出物を配合した処方を局所塗布することにより、皮膚の老化の大きな要因と考えられる皮膚内の炎症誘発細胞の過剰蓄積を防ぐという新しい研究結果を発表しました。さらに、10年に及ぶOrigins 研究開発ラボによる研究の成果として、キノコ類の発酵物が皮膚の自己防衛機能の調整作用を強化することも明らかにしました。
「スキンケアへの需要がますます求められる現代において、ブランド主導型のイノベーション企業であるELCは、すべてのブランドで最先端科学を反映させた製品づくりを継続します。」と ELCの研究開発、イノベーション、容器及び製品開発を統括するエグゼクティブバイスプレジデントであるカール・ヘイニ―氏は述べています。「ブランドを超えて活躍する我が社の優れた研究員たちは、業界をリードする研究と創造性に導かれたイノベーションを通じて、世界各地のニーズに応えられるようコミットしているのです。」
「JSIDには、日本とアジア、そして世界のトップクラスの皮膚科医や研究者が集まります。サイエンスはエスティローダーカンパニーズの製品の中核にあり、私たちが新しい科学的知見をこの学会で発表できたことを誇りに思います。特に肌のエイジングに関する研究は、日本とアジアの消費者にとって引き続き重要な課題です。」 – 笠川由美, ジャパンイノベーションハブ　シニアディレクター
Dr. Tom Mammone博士、バイスプレジデント、R&D皮膚生理学と薬理学チーム
Dr. Nadine Pernodet博士、バイスプレジデント、R&D Skin Biology and BioActivesチーム
Dr. Rocky Graziose博士、アソシエイトディレクター、R&D リサーチサイエンスチーム
Dr. Jaime Emmetsberger博士、アソシエイトフェロー、R&Dリサーチサイエンスチーム
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