国際女性デー:ジェンダー平等のためのパートナーシップ

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国際女性デー:ジェンダー平等のためのパートナーシップ
関連情報, 2023.3.8
エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)では、すべての人々が健康や教育、経済活動への均等な機会は、当然有してしかるべきと考えています。しかし、ここ数十年でいくつかの進展を遂げたにもかかわらず、世界中の女性や少女は前進する機会から体系的に除外される状況に直面しています。世界経済フォーラムの2022年度グローバルジェンダーギャップレポートによると、現在の進捗率で世界の男女の性別による隔たりを埋めるには、さらに132年かかることが明らかとなっています。
創設者であるミセス エスティ・ローダーの恐れを知らないビジョンと寛大な精神にインスピレーションを受け、ELCは女性と少女の可能性を広げるために尽力する、という長年かけて受け継いできた使命があります。将来を見据えて、ELCはジェンダー平等の実現を支援するために、世界中の組織やリーダーとのパートナーシップを維持・強化することを推進しています。
この国際女性デー(IWD)に、素晴らしい6人の若い女性と、彼女たちを支援する非政府組織(NGO)パートナーを誇りに思い、祝福します。エスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団(ELCCF)を通じて支援されたこれらの組織は、世界中の若い女性に教育、生活、リーダーシップのスキルを身につけさせ、体系的な障壁を打ち破り、リーダーとしての成長を促し、自分自身やコミュニティに永続的な変化をもたらしています。
カイラシュ・サティヤルティ子ども財団
ELCとELCCFはインドのカイラシュ・サティヤルティ子ども財団(KSCF)と提携し、マイカ採掘業における児童労働に取り組んでいます。KSCFは地域社会と連携し、インドのマイカ採掘業における児童労働を根絶するための先向的かつ総合的で持続可能なソリューションを展開しています。教育と就学を推進することにより、マイカ採掘業における児童労働の防止を目指す子どもにやさしい村(Bal Mitra Gram (BMG))の発展も含まれています。ELCは290か所を超える子どもにやさしい村の設立を支援してきました。
ラジクマリは12歳の時に、ジャールカンド州でBMGにより児童労働から救出されました。読み書きができるようになった彼女は、地域の他の女性たちにも教えました。現在、彼女はジャールカンド州トパパハリにあるバルミトラ学校で教師を務めるほか、周辺にある村でソーシャルワーカーとして従事し、児童労働と児童婚の熱心な告発者としても活躍しています。
CAMFED
ELCCFとCAMFEDはガーナで提携を結び、思春期の少女たちの支援を行っています。少女たちは学校を卒業し、若い女性の教育に携わり次世代を支援する側になっています。ELCCFの助成金によって、2022年だけで1,000人の少女が高校を卒業し、1,732人の若い女性にトレーニングとサポートを提供しました。それにより、何千人もの子供たちが生活と学習についてのスキルを身につけ、健康に関する情報、心理社会的援助を受けることができます。
ロサリンダは、ガーナにあるCAMFED協会の5万5,000人を超える会員の一人です。同協会はすべての少女が学校に通って学び、目標に向かって前進する権利を確保するために熱心に取り組んでいます。
国際救済委員会
2017年より国際救済委員会(IRC)とELCCFが提携し、危機に見舞われた地域社会に不可欠な支援を提供してきました。IRCはELCCFのサポートにより、ウクライナ危機の影響を受ける50万人以上の人々に救命サービスを提供しています。また、1,200人以上のアフガニスタンの女性や少女、その他アメリカの若者層がニューヨーク市に適応できるよう支援しています。世界的に若者の教育機会を拡大強化もしています。
IRCのコロンビアでの仕事は、オマリアのような女性の生活に影響を与えています。オマリアは女性の保護とエンパワーメントの提唱者で、IRCのワークショップやセッションに参加する女性グループの一員でもあります。地域社会における性別に起因した暴力の防止方法や対処方法を特定するために取り組んでいます。
UNIBES
Unibes (União Brasileiro Israelita do Bem Estar Social) は、ブラジルで脆弱な社会環境で生活する子供、青年、高齢者、家族にサービスを提供しています。同組織は教育、自立性、専門能力の開発、および将来を変える機会を参加者に提供します。
ELCCFは、Unibesの思春期の少女のためのエンパワーメントプログラムを支援しています。メリッサを含め、少女たちは自尊心と前向きな意思決定に焦点を当てたライフスキルワークショップやメンタリングに参加し、その他にも自己認識、感情的知性、問題解決能力、英語レッスンなど、仕事を得るために不可欠なスキルを習得しています。参加者にはキャリアの準備、仕事斡旋の機会も与えられます。
ルーム・トゥ・リード
ルーム・トゥ・リードの使命は、何百万人もの子供たちの生活を教育を通して変え、読み書きができない子供たちやジェンダー不平等のない世界を作ることです。現在までに、21か国にある4万9,000の地域社会で3,200万人以上の子供たちに恩恵をもたらしています。ELCCFはルーム・トゥ・リードの少女向け教育プログラムをイタリア、インド、ベトナムで支援しています。これは、ヤシカのような思春期の少女たちが学習や人生における成果を向上させることを目的としています。
ヤシカの学校までの道のりは長く、時には危険でした。彼女は学び続けることは難しいと思っていたものの、学校に通う決心をしていました。ルーム・トゥ・リードの女子向け教育プログラムを通して、ヤシカは自分自身を主張し、自信をつける方法を学び、女子向けの護身術クラスを受けました。最終的には、スカイインディア全国空手道選手権大会で金メダルを勝ち取るまでとなりました。現在、彼女は地元で少女たちのメンターを務めています。
アジア財団
2010年より、ELCはアジア財団と提携し、ベトナムとインドネシアで少女たちの教育とリーダーシップに関するプログラムに携わっています。
ベトナムのELCCF奨学生プログラムにより、454人の少女たちが中等教育を受けることができました。卒業した342人の70%以上が大学または職業学校に入学し、現在カントー大学医学薬学部4年生のレー・ノック・チャムは、医師になるために勉学に励んでいます。
女性史月間と国際女性デーを祝福します:エスティ ローダー カンパニーズにおいて、そして組織を超えて女性の可能性を推進します
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